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ハーネス・プロがニックスを取り扱うにあたって
独自で篠原社長にニックスへの想いをお聞きすることができました。
ニックスのファンの方、最近使い始めた方、気になっているがまだ購入していない方
すべてのニックスに関わる方へこの想いが届くと幸いです。

御主の拘りの腰袋 思う存分自慢せよ のキャッチで有名となった憧れの腰袋「ニックス」。
SNSの時代と言われる今、映えまくる腰袋として唯一無二の存在です。
ニックスといえば「この人！」という有名ユーザー様が大勢いらっしゃることでも益々人気に拍車をかけてます。
日本でニックス製品を一番多く所有されている愛知県の〇〇さま、インスタグラムで有名な「ニックス〇じさん」、「バリ〇さん」などなど、ニックスの世界ならではの有名な方々がいらっしゃる中、そのトップに君臨されているのが、ニックスの社長「篠原稔明」氏です。

篠原社長のカリスマ性は凄まじく、篠原社長の現れる場所（販売店舗）には必ずニックスユーザーが集まるほどです。
SNSでも超有名であるニックスですので、日本全国のファンの多さに驚かされますね。
何を隠そう私がニックスを知ったのは（今から5〜6年前でしょうか）、Facebookにて篠原社長からのお友達申請が届いたことからでした。
お友達承認をさせていただいてすぐさまの篠原社長からのメッセージは
「早々の承認誠にありがとうございます。未だマイナーなKNICKSですが何卒よろしくお願いしますm(__)m」
というものでした。
今思えば、その時の篠原社長とお友達になっていただいて本当に良かったと感じます。
ハーネス・プロ 桜商事株式会社としてニックスの商品を取り扱う最初の一歩となったからです。

その後、数年の時が流れ、ハーネス・プロの関連実店舗「男の店」の方で
「もっとニックスがほしい」「ニックスをもっと多く取り扱ってほしい」「ガラス革のニックスはないのか？」というお声を多くお客様からお聞きすることになりました。
そこでまたFacebookから私は篠原社長へのラブコールを送ることになります。
「ニックスの商品をお取り扱いさせていただいておりますが、ニックスを強化する計画がなかなか進まない状況です。不躾ではありますがアドバイスをお願いします。篠原社長・KNICKS様のご活躍を遠くから応援させていただいております。」
というような内容のメッセージを送ったところ、すぐさまに「一度お伺いします」というお返事をいただきました。
その週のうちに愛知県にある弊社にて篠原社長と初対面することになりました。
そして2〜3時間かけて篠原社長のニックス腰袋を作り始めた時のお考えや想いを教えていただき、また商品の情報を直々に教わりました。ニックスを多くの方にお届けできるようにアドバイスいただき、このネットショップ「ハーネス・プロ」もニックス公認の販売店として認めていただけました。

篠原社長の第一印象は、「大きい！」「オーラ！」非常にオーラがあり存在感のある方です。お話を進めていくと関西弁の気さくな感じもありながら、非常にお客様（エンドユーザー）のお声を大切にする方であることもわかりました。
ご自分の思いから立ち上げたニックスですので、商品番号の付け方なども商品が増えるごとに、やりながら走りながらされてきたのでしょう。
「品番の解読が難しいです」と伝える最初の10商品ほどは説明してくださったのですが、私の度重なるしつこい質問にとうとう「僕もわからんのですわ」と笑ってお答えになり、私も一緒に面白くなってしまい大笑いした商談となりました。
そんな篠原社長と私はコロナ禍ということもあり、お食事をご一緒したことはないです。今度、遊びに来てください、そう言っていただけたのはつい先日のことです。（2022年12月）グルメの街大阪で美味しいものをご馳走になりたい…と楽しみにております。

さて先日、業者様を通じて篠原社長とお会いした時のこと
当然、新商品の安全靴やジッパープルなどについてのご説明のための面談でしたが、せっかくの機会ですのでいろんなお話を聞かせていただき、またもや3時間ほど…
話はバリスティックについてと続きました。

篠原社長からお聞きして初めて知ることとなったコーデュラ?バリスティックとは？！
昨今では「コーデュラ」という言葉を作業服・作業用品のこの業界でもよく耳にします。
アウトドア商品、スポーツ用品、ミリタリーなど、強度が必要なものに優れた機能を発揮する特殊な生地のことで、アメリカのインビスタ社が製造しているものです。インビスタ社が認めた生地工場で生産されたものにコーデュラのタグをつけることができます。
その高機能素材のコーデュラの繊維を使用したもの、それがバリスティックです。
コーデュラというだけでは「バリスティック」とは言えません。
コーデュラはミリタリーの分野でも使用されている素材ですが、篠原社長曰く
「バリスティックは弾頭さえも止めるんですよ！」とのこと。

詳しく話を聞いてみると
「バリスティックは防弾チョッキに使われるほどの素材で、弾頭の回転を止められる生地なんです。要するに、バリスティックは編み方のことなんですわ。めっちゃくちゃ密着度が高い編み方なんです。1680番、っていうのだけがバリスティック。バリスティックは1680番だけなんです。」
と熱弁してくださいました。

私たちの業界ではデニール（D）のことを番手（番）と表現します。一般的には…こじゃれた言い方をすると1680Dということです。デニールとは、みなさんなんとなく雰囲気でつかめている単位だと思いますが、繊維の太さの単位です。（細かく言うと9000メートルの繊維の重さg数のこと）
デニールの数字が大きいほど太く耐久性も高いと言えます。
私も思わず「1680（イチロクハチレイ）が大切！」と相槌を打つと話は盛り上がり
例えば1280番というものはコーデュラエアと言って軽いもの、だとか。
強靭すぎるバリスティックのスペックは日本だけでなく世界に通用する、しかも軍・ミリタリーでも使われているほどの強い素材です。
摩擦や引裂きに強く、非常に耐久性があるバリスティックは、ハードな現場仕事をする際に、大切な道具を持ち運ぶための腰袋にはピッタリの素材、というわけですね。
腰袋は、身体の横幅よりも外側につけるため、厳しい現場では物にぶつかったり擦れたりを繰り返します。また、道具を出し入れする際にもその動作によって袋の口は何度も擦れます。
高価で憧れの腰袋、ニックスだからこそ耐久性を求めるユーザー様に身になって篠原社長が選んだ素材、それがバリスティックなのです。

ニックスの革製品の腰袋は、バリスティックで底部分が補強されて、アップデートしました。腰袋の底部分は重い腰道具・鋭利な腰道具を入れる際、衝撃を一番受け、常に荷重がかかります。そのため丈夫な革でもどうしても破損しやすい箇所となります。高価な腰袋、憧れてやっと手に入れた腰袋、ニックスをご購入される方ににとって腰袋は、特別な思いをこめて手にいれたはずの自慢の腰袋です。その腰袋が少しでも長くその方の役に立つために、篠原社長はそんなエンドユーザー様たちの気持ちに寄り添いバリスティックを選んだのではないでしょうか。
私は、カリスマ篠原社長の腰袋に対する情熱を信じます。
ですから多くの腰袋ユーザー様にお伝えしたい、一度ニックスを使ってみてください！と。

オールバリスティックの腰袋も販売されていますが、軽くて丈夫、お求めやすい、それでいてニックスらしくカッコイイですので、お勧めです。

ここまで読んでいただいた方には、是非ともニックスをお求めいただいて実際にその質の高さとカッコよさを堪能していただきたいです。
ハーネス・プロでは様々なニックス商品を取り扱ってはおりますが、その人気の高さゆえに入荷待ちとなっている商品もございますので、まずはお問い合わせだけでもお待ちしております。いちニックスファンでもあるハーネス・プロが親身にご対応させていただきます。